
俳優の瀬奈じゅん(51)と安蘭けい(55)が2日、都内で、ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」(3月9日~4月2日、東京・シアタークリエ)の会見に出席。宝塚歌劇団元トップスターで2009年に退団した共通点を持つ二人が初共演を果たし、息ピッタリのトークを繰り広げた。
今作は英国を舞台に、血のつながりを知らずに育った双子のミッキーとエディの悲劇を描いた名作ミュージカル。双子の実母役を安蘭、子に恵まれずにエディを引き取る養母役を瀬奈が演じる。
二人は「とうこさん(安蘭の愛称)」「あさこ(瀬奈の愛称)」で呼び合う仲。元星組トップスターの安蘭は「不思議な感じがしていて、初めてとは思えないような意思疎通ができていると思う」と初共演を喜び、元月組トップスターの瀬奈は「役と向き合う姿勢はとうこさん見て頑張らないとなって」と笑顔。二人で口をそろえて「手応えしかない」と語った。
瀬奈は特別養子縁組で2児を授かっており、今作に共感する部分が多い様子。「血がつながっていることについて、割と直面する場面が私生活である」と切り出し、「1回目の特別養子縁組を発表した時、皆さんの反応は『すごいね』だったけど、5年後に2人目を授かった時は『おめでとう』という言葉になっていた。世間の常識が変わっていく中で、この作品に対する受け取り側の感情も変化していると思う。私たちがこの作品をやる意味がきっとあると思う」と語っていた。